「ただいま〜! 澪〜! 」

洸太が 帰ってきた!…早く…

「おかえりなさい!」


洸太に 抱きつき…身体を洸太の匂いでいっぱいにする…早く…早く…


「どうした?」

「…ううん。なんでもない」

「泣いてた?…涙の後」

…!

「つわり、そんなにしんどかった?」

あ…

「…そう…でも、洸太 帰ってきたから もう大丈夫だよ」

…うん、大丈夫…

「そうか?なら いいけど…本当?」

優しい…本当にお日様だ…暖かい…

「本当!」


…ずっと…一緒にいてて…
隙間を作らないで…お願い