家の近くで 「ここでいい!」と、シルビアを 止めてもらう
誰に 見られてるか…わからない。
降りようとする 私を引き止めて…
「澪…俺、諦めないから…絶対に お前を取り戻すから。…とりあえず、これ持ってて。」
渡されたのは……携帯電話
「お前の…今のケータイ 知らないから…教えてくれるかわからないし用意した。…1日 1回でもいいから 見て。じゃないと…毎日 来るからな。」
毎日…来られるのは 困る。
渋々了承して、クルマを降り…和也は 帰って行った…
家に入ると…洸太の匂いが 私を責める…
もっと…もっと 洸太を 愛さなきゃ…

