目を逸らして続ける…


「どこかで 会っても、私だけじゃ無視されるかもしれないでしょ?ちゃんと別れ…言いたいのに。シルビアとなら…和也も無視しないで 終われるかなって…
それだけで 乗ってただけだから…」


そして…会えた。まさか シルビアで和也が 私に会いに来るとは…思ってなかったのに…

私を…捨てたのに…


「だから…シルビアは もう役目を果たしてくれた。もう いらない…」


ごめんね…シルビア


「……なら 返さない」


…!! 思わず 和也を見上げた…
また…哀しい顔


肩を掴まれて 引き寄せられる!…だめ!


「…俺は……終わってない!……終わらせて…やらない!」


…何を言ってるの?…和也…