「澪…向こう 行ってみよ」


和也が 指をさす先には 木々が茂り 小さい森を再現してるみたいなエリア


和也と距離を取り、少し後ろを歩いてついて行った


「お前、シルビア 大事に乗ってたんだな……3年前と 変わってない。」


「もういらないの。下田に持って行ってって、言ったのに……今日返して」


「…なんで もういらない?」


「和也と…終わったから。和也に 見つけてもらいたくて 乗ってただけだから…だから…もういらないの」


「…俺と終わる為に…乗ってたのか?」


こっちを見て…いつもより低い声で…