あなたには見えますか…………

「オサム遅くないか? いつまで花火を

探してるんだよ、まったく……

無かったら、無かったで別にいいのにさ

ぁ……」



俺がそう話していると、マキちゃんが心

配そうに話し出して来ていたんだ。



「ちょっと遅すぎないかな……

もうあれから一時間近く経たない?

嫌な胸騒ぎ感じるんだけど……

オサムの家、ここからすぐだし皆で行っ

てみようよ……」



「そうだな……今頃きっと部屋中を探して

るんだとは思うけど……」



俺たちは、三人とも不安な表情を浮かべ

たまま、オサムの自宅のある方向へと足

を進めて行ったんだ。



その足取りは重く、不安を抱えたまま。