あなたには見えますか…………

俺たち四人は、まだ舗装されていない田

舎道をカァカァと鳴くカラス達に見られ

ながら、お寺へと向かっていた。



道中、周りにはたくさんのお地蔵様が見

守ってくれてはいたが、最近少しずつ分

かりだした、村の言い伝えの恐怖に、俺

は逃げ出したい気分にもなっていた。




この村が好きで、のんびりした毎日が楽

しかったのに……



そんな村で、このような恐怖が実際にあ

ったなんて……



いつ俺やカオル、そしてまた仲間の身に

こういった危険が降りかかるのだろう……




俺は、そういった不安と絶望、そしてこ

れから先の未来への恐怖を感じながら、

お寺の前まで来ていたんだ。