あなたには見えますか…………

「はぁ? なによ。関わりたくないって

さ! ただの弱虫じゃないのっ!」



「違うんだよ……俺さ、その言い伝えを少

し経験しちゃったんだよ……

昔にさ……」



このオサムの言葉に俺たち三人は、返す

言葉がすぐには見当たらなかったんだ。



「俺さ、前はそういう言い伝えとか、怖

い話が好きだったから、色々やったりし

てたんだよな……

ヒデともよく一緒にやったから、覚えて

いるとは思うけど……

肝試しとか、こっくりさんとかもさ……

でも、そんなのは、別にたいしたことも

なかったのに、村の言い伝えだけは怖く

て……

あれは、本当にあるよ……

女の子が押し入れにいるんだよ……」