あなたには見えますか…………

「ごめん……」



オサムは、カオルの迫力に圧倒され、た

だただ反省するしかないように見えてい

た。



「まぁ、もういいだろ。オサムも反省し

てるみたいだしさ?

でも、そんなにオサムって怖がりじゃな

かったはずなんだがなぁ?

昔はさ! いきなりどうしたんだ?」



俺がオサムに問いかけていると、怒りの

おさまらないカオルが、まだブツブツと

話しているのが聞こえてきた。



「ただの弱虫でしょ? しかも約束をし

ても裏切るし」



「ごめんて……たださ……」



「ただなによ? 言い訳?」



「俺、その言い伝えは関わりたくないん

だよ……」



泣きそうな顔で、オサムが話し出すのを

俺達は見ていたんだ。