あなたには見えますか…………

きっと皆は、事の真相を聞きたいはずだ

ろう。

しかし、誰もその話題には触れずに側に

いてくれる。

その優しさが嬉しかった。



でも、俺は迷惑をかけてしまったことを

しっかりと話しておきたかったんだ。



「皆に迷惑をかけてごめん。

俺……あの少女の居場所が分かったんだ。

あの少女が昔に死んでしまった場所が……

そこで俺、事故にあってしまって……

でも、もうこの件には関わらないから……

これ以上は……だからもう安心して。

お爺ちゃんの言うように、興味本意で首

を突っ込んだらダメなんだよ……

満月の夜の言い伝えは、守る。

でも、これ以上はもう……」



俺は、皆にこれ以上迷惑をかけないよう

に、話しながら自分自身にも強く言い聞

かせていたんだ。