あなたには見えますか…………

「ヒデ……それはヒデが悪いわけじゃない

よ……ただ花火をしたいと話しただけなん

だから。

その楽しみを苦しめた者が、いるのは事

実なんだからさ……」



「俺……今晩、お爺ちゃんに聞くから。

それで場所が分かれば……

昔あった廃墟の場所が、分かれば……

そして、また安心できる村になりたい……

失ってしまったものは……二度と戻らない

けどさ……」



俺はカオルの手を握りながら、いなくな

った二人の為に出来る事が何かを考えて

いたんだ。