あなたには見えますか…………

「お爺ちゃんが……俺のお爺ちゃんが何か

知っているような口振りだったので……

聞いてみます……

お爺ちゃんは、あまり話したくない話題

みたいですが……」



「そうか……秀弘くんのお爺様に、お話が

聞けるようであれば、また内容を教えて

もらえるかな?」



「はい……」



「では……私はこれで……失礼するよ……

マキの遺骨もない状態ではあるが、また

時間のあるときに、家の方にいらっしゃ

い。

マキもきっと、二人が来てくれたら喜ぶ

だろうからね……」




そう悲しい表情で話すと、マキちゃんの

父親は、ゆっくりと外へと歩を進めてい

たのだ。