あなたには見えますか…………

「その場所って……その場所さえ分かれば

供養は出来るのですよね?」



「あぁ……しかしカオルちゃん……

当時の廃墟が今は、新しく家屋が建ち直

されているのか、それともまだ廃墟のま

まあるのかも分からない状況ではね……」



「そうですよね……

当時廃墟なら、建て直された事も考えら

れますものね……」




「私の父親もずいぶん前に他界したので

ね……父親からは知るすべが無いのだよ。

それに以前私も、過去を知る御老人に尋

ねた事があったのだが、時が経つにつれ

詳細はあやふやな物になっていてね……」



「…………分かるかもしれません……」




「どういうことだ? 秀弘くん?」