「おまたせ~。」 「梨月、今日も可愛いよ。」 「ふふっ、ありがとう。」 そういって私は微笑んだ。 「どこいきたい?」 「ん~、どこでもいいよ。 私は奏思と一緒にいたい。」 「ははっ、そういってくれて嬉しいよ。 じゃあ、その辺でいいか。 いろんな店まわってみよう。」 「うん。」 私たちは家を出た。