「お待たせいたしました。」 玄関で待っていると、 着替え終わった廉登がおりてきた。 「さっ、行こう。 あ、外では梨月ね。 あと、敬語も使っちゃだめ。」 「かしこまりました。」 私たちは家をでた。 「服ほしいからここはいろ。」 「ああ。」 私はいろんな服を見てまわった。 こんなに楽しんだのは久しぶりだ。