仮カノ





「はぁ…はぁ…はぁ。」


星夜に追い付いたときは、息が切れて喋れなかった。


「ちょ……待って….。」


「おい、大丈夫か…。」


私は息を整えて口をひらいた。


「星夜、ごめん。私が悪かった。」


「俺の方こそ、ごめん。

梨月は二股とかするやつじゃないし、
心配しなくてもよかったのにな。」


そう言われたとき、罪悪感に襲われる。

蛍とキスをしてしまった…。

星夜はこんなに信頼してくれてるのに、
私ってひどすぎる…。