仮カノ





私は反射的に立ち上がる。

少し振り返り蛍をみると、微笑んで頷いてくれた。


「ありがとう。あと、ごめんね。」


「別に。
早く行けよ。」


「…うん。
また戻ってくる。」


私は靴をはいて、急いで外に出た。

周りを見渡すと、少し離れたところに星夜が歩いているのがみえる。


「星夜っ!!」


私は、名前を叫んで、追いかけた。