「お嬢様。先程は大変失礼致しました。 確かに私にはお嬢様を守ることは不可能です。 しかし、お嬢様のお力になれることは致しますので何なりとお申し付けください。」 「廉登、ありがとう。 じゃあ、気分転換に一緒に出かけよっか。」 「いいのですか?相手が私で。」 「廉登だからいいのー。 さっ、早く着替えてきて。」 「承知しました。」 そういって廉登は部屋を出ていった。