「ああ。」


「うらやましいな、蛍。」


「は?なんで。」


「何でもできるじゃん。
勉強も、仕事も、料理も。

私とは全然違う。」


「まぁ……。
てか、食べ終わったんなら続きしろ。」


「あっ、うん。」


私はまたパソコンに向きなおり、キーボードを叩き始めた。