カチャカチャ とパソコンを打つ音と、紙を捲る音だけが聞こえる。 ふっと時計を見ると、14時をまわったところ。 お腹空いた……。 私がそう思ってると、蛍が急に立ち上がって、キッチンへと向かった。 しばらくして戻ってきた蛍の手には、パスタがあった。 「こんなもんしかないけど、食う?」 「うんっ。」 私は、パスタを受け取り、食べ進める。