「んじゃ、これだけ持て。」 そういって渡されたプリントの束。 こんなのは、5分の1にもならない。 「神谷くん、さすがにこれは不公平じゃ…。」 「いいんだよ。 さっさといくぞ。」 「はい。」 私たちは、プリントを抱え、資料室へ向かう。