みんな、テーブルに乗っているのを次々に食べ進めていく。


でも、なんか神谷くん、遠慮してる。


「神谷くん。

遠慮せずに、頂いてください。
それとも、お口に合いませんでした?」


「……いや…、そんなことない。」


「廉登。」


私は廉登を呼ぶ。


「何か御用でしょうか。」


「神谷くんに、何か持ってきてあげてくれる?」


「承知しました。」