一番やりたくなかったのに……。 でも、文句も言えず、頷いた。 「じゃあ、次、男子。 やりたいやつ、いるか。」 「はい。俺、やります。」 そういって手を挙げたのは、神谷くん。 え、神谷くんがなっちゃったら、 また、目つけられるよ。 「じゃあ、神谷、頼んだ。」 女子は、 「神谷くんがするんだったら、私したかった~。」 っていってる人ばかり。 今からでも変わってあげるのに。