「“愛しの彼氏様”って。(笑)

ま、寂しいけど、星夜には頑張って欲しいから。」


「そっかそっかー。
梨月ちゃんは、いい子だね。

星夜もこんな子が彼女で良かったと思うよ。」


「ふふっ、ありがとう。」


「あ、そーいえばさ、
転校生が来るらしいんだけど。」


凉くんがそういうと、美夜ちゃんの目が輝く。


「それって、イケメン?!」


「らしいけど。
おい、美夜お前、
俺という立派な彼氏がいるのに。」