あれから少したった。 今日は、親に許可をもらって、2人で初詣にいく予定。 「梨月。」 「水城くん。」 「行こうか。」 「うん。」 私たちは並んで歩く。 「なぁ、そろそろ“水城くん”ってのやめねぇか?」 「なんで?」 「星夜って呼んでほしいから。」