「お前の手、冷てぇな。」


「水城くんの手は温かいね。」


「まぁな。
てか、お前、ほんとに大丈夫なわけ?」


「えっ?」


「寒いだろ?」


「まぁ……うん。」


「俺が温めてやろうか?」


そういったとき、
ちょうどイルミネーションが綺麗な通りについた。