「ごめんね、待たせちゃって。」 「別に。 てか、お前、可愛すぎんだけど。」 私がブーツを履いてるとき、上からそんな声がふってきた。 「か、可愛い?! そんなわけないない。」 「いやいや、ほんと可愛いから。 お前、すごくモテてんだよ? 少しは自覚してくれる?」 「そんなわけない。 それだったら水城くんの方がモテ「はいはい。いいから。 さっ、行こう、行こう。」 うわっ。私の言葉遮った。