すごく気遣ってくれる。 お父様の言ってたようにとても優しい人だなぁ。 「じゃあ行こう。」 そういって、諒矢さんは、私の腕を引っ張り、 小走りでジェットコースターまで行く。 そして、2人で乗った。 いよいよ、ジェットコースターが動き始めた。 「……こ、怖い…。」 「大丈夫だって。」 そういって、にこっと笑いかけ、 頭をぽんぽんってしてくれる、諒矢さん。