『いつから?』

「えーわかんない。でも家に居たくないらしいから近々。」

『ふーん。それなら空いてるよ。』

「ほんとっ?!」


嬉しくなって、あたしはベットからガバッと起き上がる。


「じゃあ早速日向に連絡するから!」

『…はいはい、よろしく。あたしを長期間借りると高くつくよ。』

「わかってるって、今度美味しいパンケーキ奢るから」

『決まり。』

実はパンケーキが大好物な夏。

こうなることは予想してたし、ちゃんと調べ済み。


「じゃ、またね〜」

電話を切り、あたしは連絡帳を開いた。