眠れる保健室の美少女



…言っちゃダメだったかな。

言わなきゃよかったと後悔するが、もう遅い。


「…なんかごめん、やっぱ今のわす…」

「ただの兄弟喧嘩。」







そう言った日向の顔は、なんだか泣きそうだった。