眠れる保健室の美少女



話してる途中、あたしは2人を見れずキョロキョロと目を泳がせながら話していた。


話し終わって、どんな反応をするだろうと2人を見ると…


「ええ…」

思わず声を漏らした。

眉を寄せてなんとも言えない表情をする夏と、ニコニコと笑うしおりちゃん。


「え?展開早くない?何それ。」

「…知らないよ。あたしの美貌に惚れたとか?」

「はいはい、そうだね。それにしても」

「ちょっと。」


反応してくれてもいいじゃん。


「…それにしても、あの園田が自分から呼んでって言うなんてかなりレアだよ。」

あたしのツッコミを無視して、夏は言った。


このやりとりに慣れたのか、しおりちゃんも優雅にスルーしてくれてる。