眠れる保健室の美少女



それからはなぜかあたし達は無言でそれぞれ食べた。

とゆーか、日向はともかくあたしは緊張しちゃって。


「あ、もうこんな時間かぁ。」

ふと時計を見て、あたしは言った。

日向もつられて時計を見る。

「帰るか。」

「うん…」


…もう少しいたかった、なんて別に思ってないし。


いや、思うけど。


言えないし。



結局あたしは何も言えず、お会計を済ました。

奢りじゃないって言ってたのに、日向は奢ってくれた。


「今日はありがとう、パンケーキ。」

「ん。じゃな、また。次来る時連絡する。」

「うん、わかった。」