「やるからにはやるからね、宿題。あたし留年かかってるんだから。」 「は?めんどくせぇなそれ。」 そう言って、日向は本気でめんどくさそうに顔を歪めた。 「あんたがほぼ毎日上がり込んでくるせいで時間がないの。」 「あらま。」 あらま。 …じゃないでしょーが!!!! 「あんたねぇ…」 「わーあったって。ほら。」 「んぐう!!」 「ぐはっ、なんつー顔!!」 パフェを乗せたスプーンをいきなり口に入れられ、あたしは後ろに態勢を崩した。