眠れる保健室の美少女



「これからどーっすか。夏休みも残り少ねぇしなー結構遊んだしなー」

「宿題」

「…あ、プールだったよな?」

「…しゅく…」

「斎藤に連絡してみたら?」

…こいつ、宿題やってないな。

「……」


普段から授業を休みがちなあたしはなんとしてでも宿題をやらなきゃいけない。

だけど、ほぼ毎日こうやって遊んでたらそりゃあ宿題をする時間はないわけで…

おかけであたしの宿題は溜まりに溜まっている。


「……わかったって。」

あたしが黙っているのが怒っていると思ったのか、眉をハの字にして日向は言った。