眠れる保健室の美少女


店員さんは、不思議そうに思いながらも日向に従う。

てかっ…それより…

「ちょっ…日向…」

「ん?」

「あたし別に大丈夫…」

そう言うと、日向はふっと笑ってあたしの頭に手を置いた。

「俺が寒いだけ。」

「っ…」


な?と言って、あたしの顔を覗き込む。




……ズルい。


「…ありがと。」

「別に?」

日向はあははっと笑って、案内された席についた。

あたしも後を追って席につく。