眠れる保健室の美少女



「おいしい…」

「食べたか?」

「まだみたらし食べてない。」

「遅っ」


誰のせいよ、誰の。

無駄に体力使ったんだから。


…はぁ。

今日1日こいつにドキドキしっぱなしだなんて。

美少女椎香がこれくらいの男でドキドキしてどうするのよ…


「あー疲れた。」

…あたしが疲れました。

「あ。なぁなぁ、あそこ行かね?」


日向の指差す方を見ると、大きな文字でイチゴ祭と書かれた看板があった。