眠れる保健室の美少女



平然と食べる日向を、あたしは数秒見つめる。


…今、何が起きた?


手に持っていたあんこは1つ消えていて、それは日向の胃袋の中にあって。


つまり…


「かっ?!?」


間接っ…!!!!



「なぁ、みたらしもちょう…」

みたらしに手を伸ばす日向から慌てて袋を背に隠す。


「だっ!!ダメだって!!!!ダメッ!!!」

「…そんなにみたらし好きなのかよ…」


ちがくって!!!そうじゃない!!!原因はあんたよ!!!


かっ…間接キスするなんてありえない…


あたしこの後どうやって残り食べればいいのよ!?