眠れる保健室の美少女

「食べねぇの？」

なかなか食べないあたしを見て、日向は眉をハの字にさせる。


「たっ食べる！！」

「あっ」

バッと日向からあんこをとって、あたしはパクッと食べた。


「おいひ〜！！何これやばい！」

なんだこの美味しさは！！

控えめな甘さだけどちょうどいい！！

バッチグーだよあんこ！！


「椎香。」

「ん？何？」

あたしはもぐもぐと食べながら日向の方に顔を向けた。


その瞬間、バクっと食べられるあたしのあんこ。


「……」

「あ、まじだうまい。」