眠れる保健室の美少女




「え?たい焼き屋知らないの?」

商店街を歩いてる中、あたしは日向を見上げて言った。


「だってたい焼き買うから家出てきた…」

「…ノリっつーか、なんつーか。」

「ええー!?それはないんだけど!!」


たい焼きを買いに来たのに、そのたい焼きが売ってるところ知らないって…


はぁ、と溜息をついて日向を見たら、少しぶすっとした顔をしてお店を見ていた。

そんな姿を見てまた溜息。


なんていうか…抜けてる。