てゆーか何あいつごときでドキッてすんのよ。


あたしは眠れる保健室の美少女で、みんなに愛されて選ぶ側なのに!!


なんで日向に振り回されてるのよ椎香。


「あ、俺今から用事あるから抜けるわ。じゃあなみんな。柊、お邪魔しました。」

風見君は荷物を持って立ち上がった。

「わかった。じゃあね風見君。」

「え、そうなの?あたし聞いてない!」

「言ってねーし。」

「じゃああたしも帰る!」

そう言って、夏も帰る準備を始める。

日向は相変わらず少女漫画に夢中のよう。