「あ。」
「うわっ…」
突然声をあげてソファから立ち上がる日向はテレビの横にしゃがみ込んで、DVDを手にとって見ている。
「これ、見たかったんだよ。」
ポンとテーブルの上に置かれたDVD。
「…」
「今から見ようか。カーテン閉めてなるべく真っ暗にして。」
思わず顔が引きつる。
「…こ、これは今度にしない?」
「何、怖いの?ホラー」
そう。見ようと言われたのは、パパのホラー映画。
しかもかなり怖いってやつ。
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