「あたしより2個上で、背が高くて優しくてね、不器用なんだけどちゃんと愛してくれてるのがわかるんだ。あとね、かっこいいの!」 まさに恋する乙女の顔。 「そうなんだ…」 しおりちゃんスマイルがとても眩しくて、思わず手で顔を覆いそうになる。 「日向とは…会ったことあるの?」 「うん、何度か。日向もよくしてもらってね、あの子も少しだけど、心開いてくれてる気がするの。」 最初は本当に感じ悪かったんだけどね、と付け足すしおりちゃん。