“私はふと気づくと大きな草原の中に一人立っていた。 辺りには草原ばかりで、あるとしたら空と雲と太陽だけ。 風は心地よく私を撫で誘っている。 私はふらふらと太陽の方へ歩くけれどいつまで経っても景色は変わらない。 私は何をしているんだろう。 どうしてここにいるんだろう。