「えっ、そうだったの!?」






…驚きだった。




旬が学校に毎日作ってきてたお菓子は



実は“失敗作”だったらしい。



いっぱい作りすぎて、まぁ一応食べれるのにそのまま捨てちゃうのがもったいないからってみんなに食べさせてたんだって。


チョットヒドイ話だけど…。





「でも、春菜にはちゃんと成功したやつ持って来てたんだよ?

それなのにいつもマズいって言われるから俺本当にへこんでたんだぜ!!」



「あー…ゴメン…」




本当は

メチャクチャ美味しかったんですけど…


まぁなんていうかあれはヤキモチで口から勝手に…。





でも、まっいいや♪



これからだって旬のお菓子を食べれるんだし。


今度はちゃんと美味しいって素直に言わなくちゃ!!






「あたしは旬のお菓子が大好き!!」





そして



あたしはこんなお菓子バカが大好きなんです!!













〜君の瞳はストロベリー!?〜

【END】