ダメ男のくせに生意気


「美樹…?」


「………フラれちゃった。」


美樹は少し明るい声にしようとしていたが…

から元気だとすぐに分かった。


ずっと、美樹と一緒にいてきたんだから…


今、美樹が…

わざとに明るい声にしようとしてることくらい、すぐに分かるよ…


「光輝先生に指輪のこと聞いたんだ。

その指輪、婚約指輪だったの…


私は、諦めたくなくて勢いで告白したら…

俺はこいつしか愛さないと決めている…って
言われちゃったよ…


ははっ…


一途にその人のこと思ってるなんて…

本当にカッコイイね…光輝先生は……」


美樹の声が震えていた。

たぶん、いや…美樹は泣いている。