ダメ男のくせに生意気


女子は光輝先生に名前を呼ばれるたび、大きな声で返事をしていた。


「鈴木ー!

………鈴木 美樹!」


先生は一度名字を言ったが…

返事をしなかったから、美樹のフルネームを言った。


「…は、はいっ!!」


美樹は聞いていなかったのか、遅れて返事をした。


「大丈夫か、鈴木…?」


「だっ…大丈夫です!!」


「…なら、いいが……

じゃあ、続きするぞ~!」


光輝先生は納得したように、出席の続きを始めた。


美樹…

本当に大丈夫なの…?


まさか、さっき私に聞いてほしいことで何かあるのかな…?


光輝先生は出席をとり終わり…


「じゃあ、ちゃんと授業受けろよー!」


そう言って教室から出ていった。