朝、いつも通り、学校に向かい教室に入ると、美樹が私に近づいてきて…


「茜…

あのね…
後で話があるから、聞いてくれる…?」


…と赤い顔をして私に言ってきた。


「うん、いいけど…大丈夫?顔赤いよ?」


私は美樹に顔が赤いと言うと…


「う…うん、大丈夫…」


…と言って、自分の席に座った。