ダメ男のくせに生意気


~ 良太 視点 ~


「遥様…

あんな女に、ただで教えてあげてよろしかったのですか?」


遥様が、なんのメリットもなく教えるなんて…

しかも、遥様の嫌いなタイプの女なのに…


「僕さ…

光輝を落としたかったんだよね~


光輝って、カッコイイし~

喧嘩も強くて、優しいでしょう~?


でもさ、蓮華さんと僕は正反対なんだよ。


そんなヤツを好きにならせるのは…

僕には、出来ない…


絶対に、出来ないんだよ…」


遥様は、少し複雑な顔をしたあと…


クスッと笑って…

俺が用意した紅茶とお菓子を食べていた。