ダメ男のくせに生意気


健太は、俺の服を離して俺の顔を覗こうとしてきた。


「なんだよ…」


「いや、ボコボコにされなかったのかなって…」


あぁ、だから覗こうとしてるのか…


「されてねぇよ。

遥さんは、その鳳凰…?とかいう族の総長の女じゃなかったからな。」


俺がそう言った瞬間、健太が物凄く怖い顔をして、ちっ…知ってるのかよ…と舌打ちしていた。


「でも、その女と関わらない方がいいよ。

その女、色々なヤツを惚れさせて楽しんでる淫乱なヤツだから、忍が相手されるか分かんないけど、遊ばれてポイだよ。」


健太のヤツ…

俺を遥さんに近づかせないようにしてるな…