ダメ男のくせに生意気


「アキラは最初、蓮華は俺の女で姫だと思い接していたろうな。

でも、あるときアキラが買い出しに行くことになった。

蓮華も買いたいものがあるからついて行くって、アキラと一緒に買い出しに行った。


俺は、心配になり二人には気づかれずにあとをつけた。


しばらくしてアキラの携帯が鳴ったみたいで 、蓮華とアキラは道端で止まった。

アキラは、電話に出ると今までよりもっと悲しい顔をしていた。

そして、二、三分経って電話を切った。


アキラの電話の内容は、分からないが…

蓮華がアキラを優しく抱き締めて頭を撫でていた。


蓮華は、困ってる人とか見るとほっとけないヤツだから、アキラが悩んでることに気づいてたんだろうな…

俺も心配になり、アキラたちに近づいたら…


『アッキーっは頑張りすぎだよ …

そんなに頑張らなくてもいいんだよ…?

辛い時は…

私も鳳凰のみんなもいるんだから…

一人で抱え込まないでね…?』


蓮華の優しい声がした。

アキラは、蓮華に抱き締められたまま泣いていた。


俺は蓮華に任せようと思い、その場を離れた。

だから、二人は俺が見ていたことは知らないと思う。」


遥は、そっか…と言い穏やかに笑っていた。