ダメ男のくせに生意気


「愛していたじゃない。

今も愛している。」


蓮華は、俺にとって一番大切な女だ。

蓮華が死んでも、俺はあいつを愛し続ける。


「じゃあ、まずビデオ見せてもらうね~」


遥は、そう言うとビデオをデェッキに入れた。

始まると遥は、静かにそれを見ていた。


これは…

蓮華と鳳凰の奴等と一緒に海に遊びに行ったやつだな…


白い砂浜に青い海が映っていた。


「……… ! ! 」


遥が一瞬驚いた顔をしたあと、顔を歪めた。


「どうかしたか?」


「…………なんでもない。」


遥は、そう言って黙ってビデオを見ていた。